アラーキーのミューズからの告発に関して。
1996年に平凡社から刊行された全２０冊もある荒木経惟写真全集。この全集の第１巻の表紙がこの写真だったことで、私の中では納得が言ってる。っていうか、アラーキーはセクハラがひどいとかMeToo案件とか、そんな次元にいないことを教えてくれてる。ミューズが反旗を翻してくれたことがむしろ嬉しかったかもしれないよ。わからないけど。最初からわかってやってるんだよ。だってこれ、踏みにじられた女の子の顔じゃないか。最初っからわかってる。ひどいよ。きもいよ。狂人だよ。だって自分で言ってるし。でも私はこの写真が好きで部屋に貼ってたな。額に入れて。アラーキーはすごいなあ、と思ってた。今も思ってる。そんな女もいます。
アラーキーの件でギャーギャー言ってる人って本当は何が欲しいんだろうって、最近考えている。とくに女の人。生きやすさって実は自分の考え方次第なのではないかと思う。私は自分で社会を変えられるとは思ってないからかな…。とっくの昔に絶望したわ。みたいな。だから、いいな、うらやましいな、闘える人はいいな、と思う。
さて。自分自身で言うと、オウンドメディアを立ち上げてみた。（オウンドメディアの意味もググってみるレベルの人間です。）まあ、大して人は見ないだろうと思って。超適当に勢いで。そしたら速攻やらかしてしまって（人に迷惑をかけてしまって）、自問自答、自己反省、自己弁明、を自分の中でぐるぐると。一瞬、自己消滅がよぎった。だめだ、もはやこれまでだ…。って。でも、夜中子供たちが布団に入ってきたり、今日はここで寝たいと、ベッドの傍らで寝たりしてくれて、助かった。日常に張り付いている家事や仕事や家族や友人がいて助かった。まあ、いろいろ最近自分のことなんか考えてなかったのですっごいやってよかったし、叱られてよかった。いろいろこうやって落としていこうと思ったよ。心と体の贅肉を。（自分の体重を「太っている」状態から「普通」の状態にしたい…）
で、
なんだかんだで順調なのでは？色々。考え方次第では？色々。
と今日は思っている。
そんな感じ。