今年ももう少しで終わり。
今から夕飯のすき焼きと、年越し蕎麦と、明日のおせちや煮物の準備を始める。
2018年は、いろんなことの節目の年だとずっと思っていて、
本当にそうだったし、
でも、なんだろう、もっと華やかに過ごすはずだったんだ。
何か新しいことを始めるはずだった。
何か新しいものを作るはずだった。
でも、何にも思い通りにはならなかった。
子供はそれぞれに新しい人生を始めた。
私の中から外の世界へ行ってしまった。
長男は子供クラブに行かなくなって
学校が終わると塾や公文に通い、あとはゲームに励んでいた。
次男は小学校に入学し、YouTubeを見まくって
友達と遊んで喧嘩して、とにかく毎日いのちを爆発させていた。
そんな二人のために
自分の寝床をリビングの隅に移して子供部屋を作ってあげた。
それに連なってリビングを改装し、
キッチンダイニングにカウンターを作って、
家の中を変えた。それが上半期の最も大きな出来事。
今年の一番の出来事だったかもしれない。
そこからは、意外とだらしなく過ぎてしまった。
私自身には特に新しいことは始まらなかった。
旅行もしたな。
ワークショップのプロデュースしたな。
SNSを通じて知り合いが増えたな。
新しい仕事が舞い込んだし…逆に仕事が減って焦ったり…
でも、どれも、自分に強い意志があって起こったことではなくて。
どれも日常の地続きで、自分以外のことが作用して起こった出来事で。
一方で
自分自身は疲れやすく愚痴っぽく少しずつ劣化していったような
かと言って、
とりたてて自分を嫌いになるわけでもなく
図々しく中年化して。
今年の後半はそんな、冴えない、とりとめもない感じで過ぎて行った。
特に、何かに物申したいこともないのです。
でもいい景色の中で暮らせたかなあってこうしてふりかえると思う。
来年はどうなるかな。どうにもならないかも。でもどうにでもなるよ。
そんなだらしない感じで今年を締めくくりたいと思います。
来年も
呼ばれればどこにでも行く、思いついたら何でもやっちゃう
ますます軽やかな自分でいたいです。
それではみなさま、よいお年を。
with love♡