父が死んで20年経ったということで
家族で集まり、どぜう飯田屋へ。偲ぶ会。
久々の山本家の空気感。
私はうちの家族の特異な空気感があまり好きではなかった。
編集者、著述業の父はいつも
言葉や理屈に縛られていて、窮屈そうだった。
でも、そんな父が死んでから
もう20年も経って
私の人生もそこから随分と離れたのだと思った。
社会学者の兄と久々に話して、
相変わらずでなんか不思議とホッとした。
意気揚々と社会の様々なことをしゃべる感じ。
やりたいこともいっぱいあるようでよかった。
兄の原動力は「怒り」じゃないと感じて、
じゃあ、なんなのかな?と思った。
2人とも歳をとったけど、変わらずにお父さんの子供です。
あ、遺言書を作成しておこうかな、ってちょっと思った。子供のために。今の時代、何が起こるかわからないし。私は子供達に何を残してあげられるかな。って。