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43歳の誕生日だった

6月10日は誕生日。

おめでとうのメッセージをくれた皆様。こんな私を気にかけて頂きありがとうございます。

8日の金曜は、友人と埼玉県の某巨大インテリアショップに午前中に行きました。埼玉の空。私のSoulです。Saitama Soul !  仕事もあったので昼間には家に帰りましたが。楽しかった。また行くかも…。

 

 

誕生日前日の9日の昼間には母と演劇鑑賞しました。(一緒に行くはずの人が行けなくなったから、と急遽さそわれ)「夢の裂け目」というお芝居。新国立劇場で。大人のお芝居でした。正体はグズグズっとしたものなのに、責任を伴って生きている、それが大人ってもんでしょ、っていうような内容だった。(私はそう受け取った)戦後間もなくの根津が舞台で職業は紙芝居屋さんが主人公だった。それと東京裁判ががっつり絡んでくるという。よくこんなお話考えるなあ。井上ひさしハイブロウだわ。母も私も元来そんな人間ではないのだけど、演劇鑑賞の趣味は亡き父から受け継いだもの。お母さんと演劇見に行くなんて久しぶりだった。あと何回できるかな。

で、その夜急遽、最近仲良くなったママ友さんがお子さん連れてうちに来ることになり、ちょっとした料理作って、子供に食べさせた後、大人はしこたま飲みました。

おかげさまで誕生日当日の10日ははひどい二日酔いで、14時くらいまで寝てました。仕事もしなきゃいけなくて、ちょこっとPCの前に座ったりでもやっぱ無理と思って寝転んだり、ぼさぼさの頭で酒で顔はむくんでなんだかすみません、って感じの誕生日でした。

だらしないんです。

ここ1ヶ月近く、毎日のように起きたら「起きた」報告をSNSにUPしていた。

自分でもよくわからないけど、今、次男の小学校入学を機にうちの中を少しずつ変えている最中なので、有機的に変わって行くうちの中を「だらしなく」写真に収めておこうと思っているのかな。あくまでだらしなく、何をどうするかも誰にどう映るかもなんにも考えないで決めないで。ちゃんとしないといけない、のが大人だというなら、私は小さく抗っていたい。生活の端々で。誕生日の二日酔いも、予期せぬ来訪者と飲んだくれるのも、SNSに意味不明の投稿を毎日するのも小さく抗いたいのだ。ちゃんとしなきゃいけないっていう圧力に。なんて、実のところそんな勇ましいこと言ってみるエネルギーも最近は減退してるのが実情ですが。

それとも、日々のチューニングを記録してるのかな、とも。生活をするって、少しずつそして常にチューニングだな。と。子育ても、夫婦の関係も、お友達も、仕事も、色々、常に微調整。それって結構理屈じゃなくて相当感覚的なことで。感覚的に何かを少しずつ調整する、ってなかなかにハードなハイカロリーなことよ、とも思う。だから、たまには吐くほど飲むのもチューニングの方法の一つで。私にはね。バカだなあって思いながら。二日酔いの地に落ちる感じはなかなかにいいもんです。

誕生日の夜は夫が主で長男と次男が少し手伝ってカレーを作ってくれた。花束もくれた。「おっかあの誕生日」だってさ。なんか恥ずかしいなあ。私、お母さんなの?お母さんなのね。わかったよ。仕方ないなあ。ありがとう。

   

カレー食べる前に寝落ちしちゃったのは次男。彼のチューニングに今、一番手を焼いてる。裸って。

 

 

そんなこんなで今後ともよろしくお願いします。みんなうちに飲みにきてね。

 

 

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