年が明けると、すぐに長男の誕生日が来る。
ああ、こんな寒い季節に長男は生まれたんだな、と思う。
2018年1月10日で10歳。
今年からケーキを作るのはやめて、長男の食べたいものを食べる、ということにした。
(8日に義父母から豪華なホールケーキをいただいたこともあり)
で、寿司。
3200円の特選寿司を食べさせてあげた。
私たちはその1ランク下のやつ。
美味しかったなあ。幸せ。
夫の帰りは遅くなるというので、実母と、次男、長男と私でバースデーディナーを。
なぜか、実母が子ども達とユニクロのお揃いのボーダーを着て写真を撮りたいというので、撮ってあげた。いい写真だ。
私は、10年前に生まれたばかりの長男をお腹にのせた写真と同じ構図で写真を撮ってもらった。
プレゼントは手塚治虫の「ブッダ」。(昨年の「火の鳥」に続き)
実母と夫は、漫画と本で今話題の「君たちはどう生きるか」を。
10年。
長かったかな。
人生で一番長い10年だったかもしれないな。長男産んで育てて仕事して、次男産んで育てて仕事して、大変だったな。子供がいなかったら見れなかったもの、あるな、と思う。風景や、社会、自分の中にあるなんかうまく言い表せないどろっとした自分そのもの、とか。
長男の誕生日は私の人生のもう一つの起点でもある。
自分の誕生日とは別の始まりの点。
そして今、長男はなんだか誰といるよりも居心地のいい人。
優しくて、なぜかすごく正義感があって、ちょっとふわふわしてて、魅力的だなと思う。
本音では、そのままで、いいよ。と思ってる。
お誕生日おめでとう。
次の10年が始まるね。行ってらっしゃい。