年末、29日にインフルエンザA型の診断を受けてしまった。
その日は古い友人たちとの忘年会を予定していた。12月は忙しくて、誘われた忘年会にひとつも行けていなかったので楽しみにしていた。
だから、無念だった。無念だったのだけど、心のどこかで「これで、本当に休める…」と安堵した自分がいたのも事実だった。発熱したのも何年ぶりだろう。次男が風邪引いていたので看病したり、病院付き添ったり、仕事先や保育園でインフルエンザが流行っていたり、色々な要因はあったと思うが、まあ、弱っていたのだと思う。
弱っていたのだ。
年末に突きつけられる事実。
でも、なんか、本当に休めてホッとしている。
今年、何度も頭で思い、かき消せなかった「疲れた」という気持ち。
こんなに何度も「疲れた」って思った1年はなかった気がする。
来年は少し、意識的に休める日を多くしていかないといけないかな、などと思っている。
まだ現役引退するわけにいかなし、長く仕事も母親業も続けていくためにはうまく休まないといけないな、と思っている。
でもなあ。
「きちっと」「休もう」って矛盾してるよね。
とか、自問自答してしまう。年末。
どうやって休めばいいかわからない仕事の仕方だし、子供の世話は一緒にいたらするのが当たり前だしね。
ちょっと今後の課題、です。
そんな、自分の気分以外は特に問題もなく、といいたいところだけど、息子二人もいい感じに、できのいい息子とは言い難く、ほったらかしにしていたツケが回ってきているというか、詳しくは書きませんが、色々あり…「子は三界の首枷」とはよく言ったもので。子育ては終わらない、終わったら寂しいので、終わってほしくはないのですが、私の魂を熱くも冷たくもするのは今や子供の存在のみと言っても過言ではないでしょう。
夫とはまあ、特に変わらずだったかな、あ、夏に子供のことでケンカして「離婚だ」って初めてそこまで仲がこじれたことを二人で思い返すくらいには仲良しです。来年結婚15周年。
近居の実母も老いてきました。髪はほぼ真っ白。手が痺れて家事をするのも億劫そうです。家事育児の手伝いを甘えてきましたが、もうそろそろこれは、逆に老人虐待では?いや、そんなことないか?…と、ほんとギリギリのせめぎ合い。
現実とは、かくも重く色気のないもので。
そう思うと、自分の仕事、虚業である映像業が
じわじわと、キラキラしてくる年末。
やっぱり仕事好きみたいで。
来年、仕事はより幅広くやっていきたい。
新しい仕事にも出会えたらいいな、とも思っています。狂ってる?
本音はもうちょっと休みたい、ですが。
まだインフル3日目ですので。
まあ、肩の力を抜いてふわっと軽やかに生きるのがいつも理想です。
皆様
2017年、幸せな時間をありがとうございました。
よいお年を。