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いろはかるた

72歳にして今もなお現役編集者の母が、孫である私の子供といろはかるたで最近遊んでいる。母でも意味がよくわからない、ということわざの意味を調べたら、面白すぎたので、メモ。いろはかるた、聖書のようだよ。

 

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犬も歩けば棒に当たる
【読み】
いぬもあるけばぼうにあたる
【意味】
犬も歩けば棒に当たるとは、でしゃばると思わぬ災難にあうという戒め。また、じっとしていないで、何でもいいからやってみれば思わぬ幸運にあうことのたとえ。

 

盗人の昼寝
【読み】
ぬすびとのひるね
【意味】
盗人の昼寝とは、何の目的もなさそうに見える行為も、それ相応の思惑や理由があるものだということのたとえ。

 

 

三遍回って煙草にしょ
【読み】
さんべんまわってたばこにしょ
【意味】
三遍回って煙草にしょとは、休むことは後にして、手落ちのないように念入りに確認をせよといういましめ。

 
月夜に釜を抜かれる
【読み】 つきよにかまをぬかれる
【意味】 月夜に釜を抜かれるとは、ひどく油断すること、不注意きわまりないことのたとえ。

 
芋の煮えたも御存じない
【読み】 いものにえたもごぞんじない
【意味】 芋の煮えたもご存じないとは、世間知らずでおっとりした人を、あざけっていうことば。

 
癩の瘡うらみ
【読み】かったいのかさうらみ
【意味】大差ないものを見てうらやむこと。また、ぐちをこぼすことともいう。

 

得手に帆を揚げる
【読み】 えてにほをあげる
【意味】 得手に帆を揚げるとは、絶好の機会が到来し、それを利用してはりきって行動を起こすこと。

 

葦の髄から天井を覗く
【読み】 よしのずいからてんじょうをのぞく
【意味】 葦の髄から天井を覗くとは、自分だけの狭い見識で、大きな問題を論じたり、判断することのたとえ。

 

京の夢大阪の夢
【読み】 きょうのゆめおおさかのゆめ
【意味】 京の夢大阪の夢とは、夢の話や夢のような話をする前に言うことばで、夢は不思議なものであるということ。夢では様々な願望が叶うものだということ。人それぞれ願望は違うということ。

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